ヒロおじさん、飛行機ってどれくらいの高さを飛んでいるのかな?
あんなに小さく見えるけど、実際にはどれくらい高いんだろう?
おお、いい質問だね!
飛行機が飛んでいる高さっていうのは、実はかなり高いんだよ。
普通の旅客機、例えば、カナちゃんが旅行で乗るような飛行機は、大体高度3万から4万フィート、つまり約9,000メートルから12,000メートルくらいの高さを飛んでいるんだ。
9,000メートル!?すごい高いね!
どうしてそんなに高いところを飛ぶの?
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そうだね、その理由はいくつかあるんだ。
まず、空気が薄いところを飛ぶと空気抵抗が少ないから、飛行機は効率よく飛べるんだよ。
それに、高いところには天候の影響を受けにくい部分が多いから、揺れが少なくて安全なんだ。
あと、他の飛行機や鳥とぶつかるリスクも減らせるしね。
じゃあ、どの飛行機もみんな同じ高さを飛んでるの?
いい質問だね!
実は、飛行機によって飛ぶ高さは少しずつ違うんだ。
たとえば、短い距離を飛ぶ国内線の飛行機は、比較的低い高度を飛ぶことが多いんだ。
逆に、長距離を飛ぶ国際線の飛行機はもっと高い高度を飛ぶんだ。
飛行機同士がぶつからないように、管制官が飛ぶ高さを調整しているんだよ。
ふーん、飛行機の高さってそんなに管理されてるんだね。
でも、なんで空気が薄いところを飛ぶと、飛行機は速く飛べるの?
それはね、空気が薄いと空気抵抗が減るからなんだ。
地上に近いところは空気が密集しているから、飛行機が進むときにたくさんの空気の分子とぶつかってしまうんだ。
でも、上空では空気が薄くてぶつかる分子が少ないから、同じエネルギーでより速く進めるんだよ。
なるほど!でも、空気が薄いってことは酸素も少ないよね。
飛行機の中の人たちは大丈夫なの?
そう、それもいいポイントだね。
実際、飛行機が飛んでいる高さだと、酸素は少ないからそのままだと呼吸が難しいんだ。
だから、飛行機の中は特別な装置で気圧を調整して、地上と同じくらいの気圧と酸素濃度に保たれているんだ。
そうすることで、乗っている人たちは快適に過ごせるんだよ。
ふーん、飛行機の中は地上と同じように保たれてるんだね。
でも、どうやってそんなことができるの?
飛行機には『与圧キャビン』という仕組みがあって、機体の中を密閉して外から空気を取り込んで、エンジンの力でそれを圧縮して送り込んでいるんだ。
これでキャビンの中の気圧を調整して、地上と同じような環境にしているんだよ。
もちろん、パイロットや機内スタッフはその管理をしっかりしているんだ。
なるほどね、飛行機ってすごくたくさんの仕組みで安全に飛んでるんだね!
その通り!飛行機はたくさんの技術と工夫で、私たちが安全で快適に移動できるようになっているんだよ。
だから、次に飛行機に乗ったときには、窓の外を見ながらどれくらいの高さを飛んでいるのか、少し考えてみると面白いかもね。
うん!今度飛行機に乗ったときに、どれくらいの高さを飛んでいるのかちゃんと確認してみるね!