何でも知りたいカナちゃん

好奇心旺盛なカナちゃんが物知りのヒロおじさんに色々と知りたいことを聞きます。

🎵絶対音感ってなに?

ねぇヒロおじさん!
「絶対音感」って言葉、テレビで聞いたよ!
ピアノの音を聞いただけでドとかミとか当てられるんだって!
あれって、どうやったら身につくの?

おっ、いい質問だねカナちゃん🎹
「絶対音感」っていうのは、音を聞いただけで音の高さがわかる能力なんだ。

たとえば、「ピン!」って音がしたら、すぐに
「あっ、これはラの音(A)だ!」ってわかるような感じだよ。

えぇ〜!😲
私だったら「キレイな音〜」としか思わないけどなぁ…

ふつうはそうだよ!
でも絶対音感がある人は、まるで色を見分けるみたいに音を聞き分けることができるんだ。

だから音の高さがまるで「赤」「青」「黄色」みたいに
聞こえてる人もいるんだよ。

🔍絶対音感と相対音感のちがい

え?でもピアノ習ってる友だちでも
全部の音がわかる子と、そうじゃない子がいるよ?

それはね、「絶対音感」と「相対音感」っていう2種類の聞き方があるからなんだ。

  • 絶対音感:音を聞いただけでドレミを当てられる
  • 相対音感:1つ基準の音があれば、そこから他の音を判断できる

たとえば、ドの音がわかってれば、
「次の音はミだからドから3つ上」って感じで判断できるのが相対音感なんだ。

なるほど!
絶対音感は音そのものを覚えてる感じで、
相対音感は比べてわかるってことなんだね!

🍼絶対音感はいつ身につく?

じゃあさ、絶対音感って、いつ身につければいいの?
大人になってからでもできるのかな?

実はね、これがちょっと大事なポイントなんだ。
絶対音感は5〜6歳くらいまでに訓練すると、
身につく確率が高いって言われているよ。

脳の聴覚野(ちょうかくや)っていう部分が、
小さいうちに音の刺激をたくさん受けることで、
音の記憶力が発達しやすいんだ。

そうなんだ!
だから幼児教育でピアノとかバイオリンがすすめられるんだね🎻

その通り!
絶対音感を育てたいなら、耳が柔らかいうちに、
音名(ドレミ)を言いながら楽器や音あそびをするのが効果的なんだよ。

うーん、私もう小学生だけど…もう手遅れかな?😢

あはは、そんなことないよ!
たとえ絶対音感がつかなくても、
相対音感はいつからでも鍛えられるし、
音楽の楽しさは年齢に関係ないからね😊

🎼絶対音感はどうやって訓練するの?

ヒロおじさん!
じゃあ、私も絶対音感、今からがんばったらちょっとは近づける?

うん、もちろんだよカナちゃん✨
完全に身につくかはわからないけど、
音に敏感になる訓練をすれば、相対音感も高くなるし、
音楽の聞こえ方がグンとよくなるんだ。

たとえばこんな方法があるよ:

  • 🎵 ピアノやアプリで1つの音を何度も聞いて覚える
  • 🎤 ドレミを歌いながら音を当てる練習
  • 🧠 聞いた音をイメージの中で再現する

へぇ〜!
なんだか耳のトレーニングって、頭の体操みたいでおもしろそう!

📈絶対音感のメリットとデメリット

でもさ、もし絶対音感があったら
いいことばっかりなの?

実はね、メリットもあれば、ちょっと困ることもあるんだ。

🌟メリット

  • 🎼 初めて聞いた曲でもすぐに楽譜に書ける
  • 🎤 音程がズレてるのにすぐ気づける
  • 🎧 作曲・編曲がしやすくなる

😖デメリット

  • 🎻 調律がズレた音が気持ち悪く感じてしまう
  • 🎹 カポタストや転調が混乱のもとになる
  • 📢 日常の音も音名で聞こえてきて疲れることも

そっか〜!
すごい力だけど、繊細な耳って大変なこともあるんだね💦

🎵プロの音楽家ってみんな絶対音感があるの?

そういえば、ピアニストや歌手は
やっぱり全員が絶対音感持ちなの?

いい質問!実はね、そうでもないんだ。

プロの音楽家の中にも、
相対音感だけで活躍している人はたくさんいるよ。

クラシック系だと絶対音感を持ってる人も多いけど、
ポップス、ジャズ、作曲家などは相対音感のセンスの方が重要なこともあるんだ。

えぇー!
じゃあ、音楽って感じる心や工夫の方が大事なのかもね♪

その通り!
どんな音感でも、楽しんで練習を続けることが、
いちばん大事なんだよ🎶

🎓まとめ

  • 🔴 絶対音感とは、音を聞いてすぐに音名がわかる能力!
  • 🧒 小さいうち(〜6歳)に鍛えると効果的
  • 🧠 相対音感も大切で、大人でも伸ばせる
  • 🎶 音感がなくても音楽は楽しめる!

ありがとうヒロおじさん!
今からでも音感アップがんばってみるよ〜🎹🎵

うんうん、その気持ちがいちばん大切だよ!
じゃあ次は「リズム感」についても話してみようか?

📚参考文献・データ

  • 林 達也(2016)『絶対音感を育てる:幼児期の音楽教育と脳の発達』音楽之友社
  • 宮崎 謙一(1992)「絶対音感と相対音感」音楽学研究 第38巻
  • Jaschke et al. (2018). "The impact of music education on child and adolescent development." Frontiers in Neuroscience.
  • 堀田 広(2014)『音楽家の脳と心』ヤマハミュージックメディア