絶対音感って何?私にはもう取得できないの?
ヒロおじさん、絶対音感って何?この前、学校の音楽の授業で先生が少し話してたんだけど、よくわからなくて…。
絶対音感かぁ。それは面白い話題だね。絶対音感っていうのは、簡単に言うと、音を聞いたときに、その音がどの音階(例えば、ド、レ、ミ…)にあたるのかを瞬時に正確に判断できる能力のことだよ。
へぇ〜、じゃあ例えばピアノの鍵盤を弾いたら、それがドとかレとかってすぐにわかるってこと?
その通り!ピアノだけじゃなくて、車のクラクションとか、鳥の鳴き声、ドアの閉まる音なんかでも、それが何の音かがわかるんだよ。
すごい!でも、それってみんな持ってるわけじゃないよね?
そうだね。絶対音感を持っている人は、全体の人口の中でもごく一部だと言われているよ。特に、幼少期に音楽教育を受けた人が多いんだ。
じゃあ、私にはもう無理なのかな?もう10歳だし…。
うーん、実は絶対音感は、特に幼少期に訓練することで身につきやすい能力だと言われているんだ。特に5歳くらいまでに、その音楽的な訓練が始まると、かなり高い確率で絶対音感が育つと言われているね。
えー、じゃあやっぱりもう遅いのかな…?
絶対音感を持つのは難しいかもしれないけど、全然落ち込むことはないよ。絶対音感じゃなくても、音楽を楽しんだり、上手に演奏するための能力は他にもたくさんあるからね。
例えばどんな能力?
例えば、相対音感というものがあるよ。これは、ある音を聞いて、その音を基準にして他の音の高さを判断する能力なんだ。たとえば、ピアノで『ド』の音がわかると、その次に『レ』や『ミ』の音もわかるようになる、というものだよ。
なるほど、相対的に音を判断するってことだね。
そうそう。相対音感は、大人になってからでも鍛えられるし、実際にプロの音楽家でも絶対音感よりも相対音感に頼っている人が多いんだよ。だから、カナちゃんもこれから音楽を続けていけば、相対音感を身につけて素晴らしい演奏ができるようになるよ。
そっか〜、ちょっと安心した!相対音感なら、私にもできるかも。
うん、もちろんできるさ!それに、音楽は楽しむことが一番大事だからね。楽器を弾いたり、歌ったりして、音楽を楽しむ気持ちを忘れないようにね。
ありがとう、ヒロおじさん!なんだか音楽がもっと好きになったよ!
それは良かった!また何か音楽について疑問があったら、いつでも聞いてね。
参照元
- Levitin, D. J. (2006). This Is Your Brain on Music: The Science of a Human Obsession. Dutton.
- Deutsch, D. (2013). Absolute pitch. The Psychology of Music. Academic Press.