何でも知りたいカナちゃん

好奇心旺盛なカナちゃんが物知りのヒロおじさんに色々と知りたいことを聞きます。

昔の小学校ってエアコンが無かったって本当?

お母さんが昔は小学校にエアコンがなかったって言ってたんだけど、本当なの?
だって、夏は暑くて勉強なんてできないよね?

ああ、それは本当だよ。
おじさんが子どものころ、つまり1980年代とか1990年代前半くらいまでは、エアコンが付いてる小学校なんてほとんどなかったんだ。

えー!じゃあ、どうやって夏を過ごしてたの?
扇風機とか?

そうそう、基本的には扇風機だけだったね。
それに窓を開けて風を通したり、夏になると、教室の窓のすぐ外に『すだれ』っていう竹でできたカーテンみたいなものをかけて、日差しを遮ったりしてたんだよ。

へぇー、でもそれだけじゃ暑さをどうにもできないよね…。
今だったら熱中症とかすぐになっちゃいそう。

そうだね、当時は確かに暑かった。
でも、今ほど気温が高くなかったのもあるんだよ。昔の日本の夏は今ほど猛暑日が多くなかったし、気温も30度をちょっと超えるくらいが普通だったんだ。

じゃあ、今みたいに35度とか36度になることはなかったの?

そうだね、そういう日もあったけど、今みたいに頻繁に35度を超えることは少なかったかな。
でも、それでも教室はやっぱり暑かった。
だから夏休み前の7月とか、授業中もみんなダラダラしてたよ。

うーん、確かにエアコンなしで勉強するのは辛そうだね。
でも、なんでエアコンをつけなかったんだろう?

それはね、いくつか理由があるんだよ。
一つは、当時はまだエアコン自体が今ほど普及してなかったんだ。
家庭にエアコンがある家も少なかったし、学校に設置するにはお金もかかる。
それに、エアコンを動かすための電気代も高かったんだ。

ふーん、エアコンがあるのが当たり前じゃなかったんだね。

そうそう。あともう一つの理由は、学校の建物自体がエアコンを前提に設計されてなかったんだ。
当時の校舎は風通しを良くするために大きな窓があったり、風がよく通るように工夫されていたんだよ。

なるほど。じゃあ、夏は暑いけど、冬は逆に寒かったんじゃない?

その通り!冬はストーブがあったけど、暖房もエアコンじゃなくて石油ストーブがメインだったね。
それに、教室の一部しか暖まらなかったから、みんなストーブの周りに集まってたよ。
寒い日にはジャンパーを着たまま授業を受けることもあったんだ。

えぇー、冬も大変だったんだね。
今の学校はエアコンもあって、夏は涼しいし冬は暖かいから、すごく快適だよね。

そうだね。今は多くの学校でエアコンが設置されてるし、子どもたちが勉強しやすい環境になってる。
でも、その一方で、昔は昔なりの工夫があったからこそ、いろんなことを経験できたっていう面もあるんだよ。

ふーん、そうなんだ。でもやっぱりエアコンがないと、今の私たちには無理かも…

確かに、今の気温を考えると、エアコンは必需品だね。
特に最近は地球温暖化の影響で、昔よりも暑い日が増えてるから、エアコンなしでは危険なこともあるね。

そうだよね!最近、ニュースでも『猛暑日』とか『熱中症注意』ってよく言ってるし。

そうなんだよ。
昔の日本では、夏休みの宿題とかを外でやったり、友達と公園で遊んだりするのが普通だったけど、今は外で長時間遊ぶのも危険になってきてる。

そうだね。夏休みでもあんまり外で遊ばないようにしてるもん。

それも賢い選択だよ。
でも、昔のエアコンがなかった時代のことを知っておくと、今の快適な生活に感謝する気持ちが生まれるんじゃないかな?

うん、確かにそうかも。
昔の人たちはすごく我慢強かったんだね。

そうかもね。もちろん、昔と今では環境も違うし、技術も進化しているから、時代に合わせた生活が大切なんだ。
でも、昔の工夫や努力も忘れずに、今の便利な生活を大事にしていくことが大切なんだよ。

わかった!私もエアコンに感謝しながら、これからも元気に勉強するね!

 

参考文献・エビデンス:

  1. 日本気象協会, 「気象データアーカイブ」.
  2. 文部科学省, 「学校における空調設備の整備状況」.
  3. 環境省, 「地球温暖化の影響と対策」.